私たちは願っています

私たちは自然との共生を求めます。
自然から与えられ、また返していく循環の世界です。
自然から過剰に奪い過ぎです。
私たちは人々の共生を求めます。
他者に助けられ、またお返しをする、持ちつ持たれつがあふれる社会です。
安心して、おおらかに助けを求めあえる世界です。

私たちは実践し・行動します

私たちは農業生産をしています。

農作業

私たちは販売しています。

お店

キラリもち麦を作っています

キラリもち麦

人の健康にとって腸は大きな役割を担っています。その腸の中にはたくさんの微生物が住んでいます。微生物といえば、バイ菌で有害なものと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。善玉菌、悪玉菌という言葉がありますが、微生物にはバイ菌ばかりではないのです。いい菌もいます。いや、むしろ、いい菌の方が多いとみなしておく方が、正しいようです。
皮膚から内臓まで住み着いている細菌の数はヒトの細胞の10倍です。膨大な数の微生物と一緒に、我々は暮らしているのです。人間と持ちつ持たれつ、共生関係で一緒に住んでいます。例えば、腸内のバクテロイデスという菌がいます。この菌は短鎖脂肪酸を分泌して、人の新陳代謝を促進しますし、また脂肪細胞に脂肪が溜まるのをブロックします。ふたつがあいまって、太り過ぎを緩和し、人の健康に貢献します。他方、人はご飯を食べることで、この菌にエサを与えます。こうして微生物と人とは持ちつ持たれつの間柄で共生しています。
微生物が人間に伝染病のような害を与えるのは例外的な場合であって、通常、多くの微生物と人間は共生関係です。これがなくなった状態では、人間は生きていけなくなると言われています。この共生関係にある微生物が、最も多く集中している所が内蔵、とりわけ腸内です。この腸内を健全にすれば、つまり腸内細菌を元気にすれば、人も健やかに暮らせるというわけです。
 さて、この腸内に住み着いている微生物、その大の好物(エサ)は、水溶性の食物繊維です。水溶性の食物繊維は腸内微生物の大好物なエサです。この食物繊維をたっぷり含んだ食べ物をたべて、腸内の微生物を活気づかせば、人間も健やかに暮らせるというわけです。
 ところが、この人と共生している微生物の生存が危うくなってきています。抗生物質がふんだんに使われています。抗生物質は病原菌を殺すだけでなく、体内のすべての菌を、いい菌もふくめて、皆殺しにしてしまいます。日々食べる食品には防腐剤防が使われ食中毒防を防いでくれますが、同時に有益な微生物をも一緒に殺す添加物です。腸内細菌の大好物、食物繊維の摂取量は少なくなっています。微生物の生存環境は悪化の一途です。それと共に、微生物との共生で生きてきた人間の健康も劣化してきています。栄養状態の向上や医学の発達で人の命は伸びていますが、他方、人の基礎体力、生きる力は減退してきているようです。

キラリもち麦

キラリもち麦を栽培しています。香川県は麦の産地です。麦は米と違い雨を嫌います。瀬戸内気候は小雨なので麦栽培に適した土地柄なのです。
最近の日本人の食物繊維摂取量は少なくなっていて、これが現代の生活習慣病を増やす一つの要因になっています。大妻女子大学らの研究は、キラリもち麦入りご飯に内蔵脂肪を減らす効果があることを確認しています。キラリもち麦には食物繊維がたくさん含まれているからです。キラリもち麦はモチ性の麦です。
うるちの麦よりも食物繊維が多くあり、食物繊維の多い玄米よりもさらに多く、3倍も含まれています。食物繊維は腸内細菌のエサです。とりわけ水に溶ける水溶性の食物繊維が好まれます。ですから、水溶性の食物繊維豊富なキラリもち麦は人の食べ物というより腸内細菌が大好きなエサであると言った方がいいかもしれません。
腸内細菌は食物繊維をしっかり食べて、元気になり、ついでに人間(宿主様)にもいろいろ働きかけて、人も元気にするのです。

キラリもち麦
昔(1950年代まで)、家の裏の小さな川にはフナやドジョウなどがいっぱいいました。水はきれいで、茶わんやイカキ(笊(ざる)籠(かご):夏、ご飯などが腐らないように、この籠に入れて、風通しの良い所につるしていた籠)などを、その川で洗っていました。でも、今では、三面コンクリートの川中には何もいません。ニブく透き通った水が流れているだけです。合成洗剤や農薬やコンクリートの川床のせいです。川は生き物の貧しい水の流れになってしまいました。
でも、農薬を使わなくなった田には、虫たちが帰ってきます。テントウムシがいます。テントウ虫は益虫です。益虫がいるということは、害虫も帰ってきているということす。なぜなら、害虫(植物を食べる虫)は益虫のエサで、エサがないとテントウムシ(益虫)は生きていけないからです。生き物の多様性のささやかな復活です。

お米を作っています

無農薬有機栽培米

お米を無農薬有機栽培しています。
稲は日本を作ったと言ってもいいほどに大切な作物です。お米を玄米で食べれば、ほぼ栄養価パーフェクトな食べ物です。ところが、戦後まもなくのころ、「米を食べると頭が悪くなる」などの言説がまことしやかに喧伝されていたこともありました。これは真っ赤なウソ、パン食を広める、つまり、小麦の市場開拓のための、プロパガンダ―宣伝だったのです。米は栄養価といい、生産性の高さ(一粒が300粒になる、麦はその1/10ほどの生産性しかありません)といい、世界一と言っていい穀物、主食です。
水田は小さなダムです。急峻な大地を流れ来る水をせき止め、地下水を涵養します。明治期、ヨーロッパ人が日本の川を見て、滝のようだといったそうですが、日本の地形は勾配が急です。この水田の小さなダムがないと土壌は洗い流され、貧しい大地になってしまったでしょう。「エジプトはナイルの賜物(たまもの)」とのことわざがありますが、日本は水田によって豊饒な大地が培(つちか)われたのです。

山地酪農牛乳を販売しています

山地酪農牛乳

日本芝に覆われた山の斜面で、牛がゆったりと草を食べています。
南国市の後免駅から車で10分ほどの山の中。斎藤牧場です。この酪農のやり方を「山地(やまち)酪農」と言います。牛は朝晩、乳しぼりのため牛舎に帰ってきますが、あとは広々とした山で、草を食べて過ごします。
現在、酪農のほとんどは、このような牛の飼い方ではありません。狭い牛舎に一日中つながれ、トウモロコシや大麦、フスマ(麦の精麦で出るクズ)などの濃厚飼料(のうこうしりょう)と呼ばれるエサを与えられて暮らしています。草など、粗飼料を食べるのが、牛、本来の生理にかない、牛の健康にいいのですが、そんな酪農はありません。なぜなら、濃厚飼料で育てる方が儲かるからです。酪農は牛の幸せのためではなく、人間のためにあるのですから、儲けが優先されるのは、当然と言えば当然かもしれません。が、しかしです。牛を不幸にして、人間が幸せになるようなやり方が、ブーメンランのごとく帰ってきて人間を不幸にする結果にならないでしょうか?・・・・・。山地酪農は人間だけの幸せでなく、牛の幸せも一緒考えた酪農です。人権だけでなく、牛権を守る酪農です。
 山地酪農牛乳は 斉藤牧場の乳を、60度C、30分間で低温殺菌しました。牛乳の脂肪球を壊さない(ノンホモ=ノンホモジナイゼーション)加工で、皆様にお届けます。

Delivery Service宅配サービス

会員様向け宅配サービス

オーガニックセンター虹の邑ポパイくんでは会員様向けの宅配サービスを行っております。
オーガニックセンター虹の邑ポパイくんで取り扱っているオーガニック商品を、香川県内(島しょ部を除く)へ1週間に1度ご自宅までルート配送でお届けいたします。
ご希望の方には県外への宅配便にて発送いたします。

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